《若ジュニアからこのレポートに関して一言》
1995年から日本アレルギー協会は、石坂公成先生がIgE抗体を発見し、米国のアレルギー学会で発表された2月20日を「アレルギーの日」と制定し、「第23回アレルギー週間記念講演会」
司会: 西間 三馨 先生 (日本アレルギー協会九州支部長) 最後に、全体的に質問を受け付けるコーナーがありました。
参加者がそれぞれ質問事項を記入した紙を提出してそこから質問という形でした。
前回まで私が参加した会は挙手で質問していたように思いますが、効率をよくしたのでしょうか。
その前にまず、前回の質問疑問の回答などもありました。ここからは私がメモできた範囲ですが、それぞれQ&Aをご紹介いたします。
Q.最近健康番組が多いが信用できるのか?
.最近ではいろいろなテレビ局が健康番組を放送しており、○○は○○に良い!などといっているが
これは信用して良い情報なのか?という質問。
A.答えはNO。たとえNHKだとしても信用できるものばかりではない。とのこと。
ちなみに、、、私が言うのもなんですが、ネットの情報もあてにならないものが多いです。確かなエビデンスや確かな情報源があるもの
は信じられるかもしれませんが、それでもすべてを鵜呑みにするのは問題だと思います。
Q.免疫と免疫力は同じものか?
A.NK(ナチュラルキラー)細胞など風邪予防の免疫力アップというものはあるかもしれないけれど
アレルギーのお話に出てくるところの免疫とは関係ない。そもそも抗体の種類が違う。
Q.金属アレルギーの人に対する歯科金属?
A.パッチテストで診断し、参考にして対象となる金属を特定。
歯科医師に相談し、それを除いたものを使ってもらえるように相談が必要。
Q.花粉症の場合、カラコン(カラーコンタクトレンズ)もダメ?
A.よくはありません。
どうしてもという場合は、その素材などにも注意が必要。色素部分の素材が素性の分からないものなどもあるので
その点にも注意が必要。
Q.免疫療法と減感作療法の違いは?
A.同じ意味として統一されています。。
Q.(鼻炎薬などの)血管収縮薬のやめ時は?
A.長く使わなければ大丈夫です。長くて1週間ほど。
Q.咳喘息はなぜ喘鳴がしないのか?
A.簡単に言うと症状がその分弱く、喘鳴がでるほど気管支が狭くなっていないから。
喘鳴は気管支が狭くなることで起きます。
Q学校での除去食はどこまでやればいいか?
A.学校の規模や給食をどこで作っているか、(学校内だったり給食センターだったり)によって変わってくるので
学校が出来る範囲でやるしかない。
Q.アトピー性皮膚炎のプロアクティブ療法というのはどこに塗るか?
プロアクティブ療法はまだ症状が現れる前に行う処置なので、アトピー性皮膚炎などの炎症の箇所に薬を塗る場合
どこに塗ればいいのか(全身なのか?)分からないというご質問。
A.以前に失神があったところすべてに塗るようにします。週2回程度。