内容レポート(若ジュニアレポート)


《若ジュニアからこのレポートに関して一言》

この度、若ジュニア二回目のアレルギー週間記念講演会に参加してきました。
余談ですが、今回は私の愛車『アテンザ』ちゃんで天神に向かいました(^^)v
今年も司会の西間先生をはじめ、各専門分野をもつ先生から時期的なアレルギーに関する話や流行、最近の治療方法などのお話を
していただきました。
今回は去年よりも良いレポートが書けるように頑張っておりますが、うまくまとめられるか…
とにかく、昨年同様いただいたスライドを掲載してまとめていこうと思います!

「第20回アレルギー週間記念講演会」

司会: 西間 三馨 先生 (日本アレルギー協会九州支部長)

1)「花粉症と黄砂」
 講師:岸川 禮子 先生 (国立病院機構福岡病院アレルギー科 医長)

2)「喘息と大気汚染」
 講師:小田嶋 博 先生 (国立病院機構福岡病院 副院長)

3)「アレルギー性結膜炎の原因と治療」
 講師:内尾 英一 先生 (福岡大学医学部眼科 教授)

4)「アトピー性皮膚炎とスキンケア」
 講師:中原 剛士 先生 (九州大学大学院医学研究院 皮膚科・体表感知学 准教授)

5)「食物アレルギーとアナフィラキシー」
 講師:柴田 瑠美子 先生 (国立病院機構福岡病院 非常勤医師、中村学園大学 客員教授)

6)「質問と実習コーナー」

6)「質問と実習コーナー」

今回は実習コーナーを見ておりませんでしたので、当日に出た質問とその回答を簡単にご紹介いたします。
ただし、最初の方の質問はマイクのミスか何なのか、全然聞こえなかったのでメモが取れていませんので、レポートが書けません。
予めご了承くださいm(__)m

Q.シダトレンの保険適用について
A.シダトレンの処方はまだ準備中。医師が講習を受けたり、試験のようなものをパスしなければいけない。
 今年中には保険適用もどうにかなるとの見通し。

Q.乳児期から食物アレルギーがある負荷テストのやり方
A.いくつかの病院でできるので、確認してみると良い。
 誘発させるテストなので、ちゃんとした病院で行う必要がある。

Q.黄砂やPM2.5を抑えるため、国レベルではなにかしているのか?
A.中国・韓国・日本で何とかしようとは言っているらしい。
 実際に、中国の大気汚染は深刻なのでもちろんその国が一番困っている。
 工場よりもどちらかというと暖房などでPM2.5や大気汚染が起こるので、燃料系のものは特に注意が必要といわれている。

Q.ステロイドで眼圧の上昇はありますか?
A.点眼により眼圧は上がります。ステロイドは副作用も多いので注意。

Q.プロトピックと癌の問題
A.確かに動物実験ではプロトピックを使った結果癌になったという研究があるらしいが
 プロトピックを使うor使わないの間で、がん発症に関する有意差はなかった。
 安心して良い。

Q.幼児のドライアイ
A.幼児のドライアイに関する研究はほとんどない。ドライアイよりもアレルギーで困っている方が圧倒的に多いため。
幼児に関しては涙液などの分泌量が多いので、心配しなくてもいいのではないか?
※少なくとも先生はこのような症例はみたことがない

Q.体重15kg未満だとエピペンが使えないけれど、アナフィラキシーになったらどうすればいい?
A.エピペンが使えないわけではない。
 医療機関が近い様だったらそちらに急いだ方が良い。なければ、保護者の方との話し合いの上
 使用するかしないかを判断する。

Q.エピペンを持っていない場合の対応
A.ショック体位⇒足元を高く上げて気道確保
 これをするくらいしかできません。